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第10回【油外販売】お客さんの気持ちに寄り添うトーク

SSで、
「これでは、危険ですね!」と言われても、
何か素直になれない気持ちになります。


先日、業界を変えたと言われるパチンコ店の店長の話を聞く機会がありました。


「10万突っ込んだのに1回もかからなかった」と
感情むき出しでからんでくるお客さんは結構いるそうです。
そんな時にその店長さんのスタッフが行っていることは、

 

“お客さんの気持ちに寄り添う”


自分も10万円つっこみ、1回も7が揃わなかった気持ちになってみる!

「絶対くると思ったのに、来ないなんてくやしいですね!」
「次こそはと思ってお金入れたんですね。台を変わろうと思うことも
 あったんだけど、お客さんの性格ではそれが許せなかったんですね。」

そんな風にお客さんと同じ気持ちになって話を聞いていると、
「今度、取り返すよ!」と言ってふっきれて帰られるそうです。


これは、母親が子供の体の痛みを和らげるのとやっているのと同じこと。

「痛いよね!痛いよね!」と子供に声をかける時の母親は、
まるで自分にも同じ痛みがあるかのように声をかけています。

自分の痛みを母親も共有していることを知り、
子供の脳が感じている痛みが解かれていきます。

 

これを心理学ではこのことをバックトラックと言うそうです。


バックトラックはコミュニケーションのスキルの一つで、
相手の言葉をオウム返しすることにより相手との距離を縮める手法です。


このバックトラックの高等スキルである感情のバックトラック
見事に使いこなしているSSマンの例を紹介します。


■ワイパー点検でゴムが切れていた時に

 「心配ですね!」

 

  ワイパーが切れていることを知らされた時のお客さんの気持ちに
 沿った言葉だと思います。

 

■オイルの点検報告でオイルの汚れがひどい時に

 

  「(車に)無理させましたね!」

 

  どんな車であっても車に対して愛着を持っている人は多いはずです。
  その愛着の気持ちを見事に射抜いたバックトラックですね。

 

モノが売れなくなり、本屋に行っても
「感情で売れ!」「理論で売るな!」という類の本がたくさん並んでいます。


理論をかざしたり、説得されることに
消費者は嫌気を感じているのは事実ですが、
それ以上にスタッフが理論をかざして話することに
抵抗感をもっている気がします。


点検の報告でお客さんの気持ちを汲んだ一言を添えるだけで
ヒット率は格段にアップします。


やみくもに点検の行動量を追いかるより、
バックトラックを一つ持たせてあげることで
ヒット率があがり、自信になり、行動量がアップしていきます。

第9回【油外販売】結果は初めから決まっている

タイヤ販売で素晴らしい実績をあげているA社で
タイヤ販売の成功要因をマネージャーさん達から話を聞かせていただきました。


さすがの凄い実績あげているだけであって
出てくる出てくる100個くらいの成功要因があがりました。
内容も奥深く、自己啓発本のエッセンスを書きだした
ようなものに仕上がりました。


その中で、多くのマネージャーが一番の成功要因として
あげた項目が、
「目標達成すると決めていた」
「意地でも(目標を)やるつもりでいた」
「あきらめる気は最初から最後までなかった」


私のような仕事をしている人間や経営者さんにとって
涙が出てくるような嬉しい話しでした。


実は、
どんな商品であれ、
うまくいっているSS、成果があがっているSSの
成功の要因は、この一言ではないでしょうか!


「達成できると最初から決めている」こと。


このA社のマネージャーさんたちに
うまくいっていない商品の原因についても聞いてみました。
成功の要因を話したあとなので、スっとでていましたね。


「売れないと最初から決めていた」
「苦手だなぁと思っているだけで何もしていない」
「言葉には出してないが、奥の方で無理と思っている」


何をするにおいても人は、
結果を最初からきめています。


10やらなくては間に合わないのに
5つしかやれなかったのは、
無意識の中で5つしたらやめると決めているからなんです。


 →部活でいつも予選敗退していたのも
 →勉強の成績が悪かったのものも
 →油外目標の80%で終わっていまうのも


 →甲子園にいつも出場するのも
 →東大に合格できるのも
 →油外のギネスを更新し続けるでのも

 

全ては
「結果を最初に決めた」からそうなっているのです。


これをセルフイメージと言います。


うまくいかない原因はセルフイメージが出来ない!無理!
になっているから!


このことを受け入れることができれば、
改善の道も開きますが、


セルフイメージにはふれないで
売り方、管理の仕方、スタッフのモチベーションに
焦点をあてても変化が起きることはありません。


セルフイメージが「無理!」になっていれば、
無理というレベルでの行動の繰り返しで終わります。


反対に
セルフイメージが絶対に目標達成になっていれば
どんな想定外のことがあっても
目標達成できるように改善し続けています。
改善し続けている状態があきらめていないといことです。

 

では、
苦手と思っている油外商品に対してどのように
セルフイメージの書き換えを行えばよいのか?

 

昔からよく聞く言葉だと思います。

@小さな成功体験を積みかさねる

A自分が前向きになる小さな行動を続ける


よく聞いていても、
行動に移している人は少ないのではないでしょうか?

 

@小さな成功体験を積みかさねる

“今日一日だけ昨日の1.3倍にチャンレジしてみる”
 ちょっと背伸びした感じの1.3倍の目標
 1ヶ月間じゃなくて今日だけ。
これが小さな成功体験です。
この小さな成功体験が繰り返されれば、
“出来るかも!”になり
“やる!”という決意に変わっていきます。

 

A自分が前向きになる小さな行動を続ける

 

これはよく言う自分を変えるということですね。
大きく変える必要はありません。
苦手だと思っていることに対して
一歩を踏み出す為に必要なのが・・・前向きさ。


普段以上の前向きに自分になることが求められます。


一日は朝のイメージで決まります。
朝から自分がより前向きになると思う行動を続けていけば
無意識に体や頭が動き出す自分をつくりだせるようになります。

中学陸上日本一をたくさん輩出した大阪の公立松虫中学は
この前向きになる小さな行動で自分づくりをしたことが
日本一になれた、と、中学生が言っているほどです。

 

自分のゴールはセルフイメージが初めから決めています。
売れないと思っているなら、
やり方を探す前に
自分のセルフイメージのレベルを認めることから始めましょう。

第8回【油外販売】即決できる人、検討させてしまう人

12月はタイヤキャンペーンをやっているSSが多っかたようですね!
キャンペーン中は、所長さん達が送ってくれるゴール設定のメールには
「明日は即決で●本決めます!」という文章が結構あったりしました。
“即決で売るテクニックを持っているのかぁ!”と感心したのですが、
その秘訣を聞いてみると「気合いで!」という返事がほとんでした。
(気合いも即決の一つの方法ですが)


今回は『即決』で油外を買ってくれるお客さんの心理についてです。


スタッフが商品を売れない時は皆さんはどうしていますか?


・商品の知識を身につけさす
・トークをロープレでマスターさせる
・声かけ数を管理する


セールスの指導の方法としては間違っていません。が、
『即決』と言う点ではポイントを外した指導なんです。


『即決』してもらえるか『検討』されてしまうのか、
その分岐点は
人間の頭(心)の機能のどこを刺激するかで変わってきます。


右脳と左脳の働きの違いは聞かれたことがあるかと思います。
右脳は感覚的な機能、左脳は論理的な機能と言われています。
お客さんの右脳を刺激するか左脳を刺激するかで
『即決』で油外を買ってくれる確立は大幅に変わっています。


売るのに困っている人はお客さんに納得してもらおうと思い
一所懸命に商品内容やメリットを説明しようとします。
しかし、説明すればするほど売れなくなってしまうのです
商品説明すればするほどお客さんの左脳が活発に機能しはじめ
「他の店はどうだろう」「今すぐにきめなくても・・・」と
論理的で理にかなった『検討する』という判断を
引き出してしまいます。


お客さんから『即決』を引き出せるスタッフは
アプローチの段階を力を注いでいるます


一般にセールスは
@アプローチ・・・・相手の心を開いてもらう
Aプレゼンテーション・・・・商品やメリットの説明する
Bクロージング・・・・相手の背中を押す
この3つのステップで構成されていると言われています。


アプローチのお客さんの心を開く程度に比例して
『即決』の確立もましてきます。


即決力の高いスタッフの事例を紹介します。
首都圏のセルフSSでアルバイトをしている山本さん(20歳)は、
個人で年間1000本のタイヤを販売しました。
山本さんにインタビューした時のコメントです。


「自分で工夫してやっている点は、
 挨拶したあと、とにかくお客さんの車をほめることなんです
 そうすると快くエアチェック応じてもらえ、
 状態の説明も真剣にきいてくれるようになります。
 お客さんの好みのタイヤも聞き出せ
 値段は見積を書かなくても口頭でOKがもらえています」


そのSSのマネジャーに山本さんのことを聞くと、
とにかくヒット率がするごいとのこと。
不具合があれば、7割8割の確率で決めているそうです。


「とにかく褒めること」と山本さんは言っています。
これが『即決』につながるアプローチ力です。


【繁盛SSの秘訣】でご紹介させていただいているSSは
どこもこのアプローチ力が卓越しています。
それぞれ独自のアプーローチ力を磨いています。


・お客さんを名前でよべる
・お客さんに冗談から話を始められる
・YESを多くもらえる会話ができる
・窓を拭いて感動してもらう


アプローチは心理学ではラポールといいます。
(ラポール=架け橋)
ラポールは相手に安心してもらい
気持ちをオープンにしてもらうことが目的です。
気持ちを開いてもらっていなければ、
どれだけの説明を熱心にしても相手には届きません。
アプローチで好感をもってもらったり、
ほっとする感じを持ってもらうことができれば
お客さんの右脳が働きます。


商品の内容よりも、
今アプローチしてくれたあなただから
『決める』という判断をしてくれます。


アプローチが大事だからといって、
接客訓練を行っても『即決』販売には結びつきません。
お客さんが好感を持てるスタッフは楽しく働いている人です。
楽しさは訓練ではなく風土からでてくるものです

 

今日のポイント・・・
楽しく働いているスタッフは
セールストークを使わなくてもお客さんが買ってくれる。

第7回【自分づくり】やる気が落ちない方法

12月はどのSSも活気ある日々が続きます。
除夜の鐘が鳴る頃には、心地よい疲労感に充足感に満たされます。
明けて正月、5日、10日と日が経ちますが勢いはでてきません。
あの12月のやる気はどこにいったのか?
会社の大きなキャンペーンが終わった後も同じような状態になる
SSが多いように思えます。

 

なぜ、やる気は上がったり下がったりするのでしょうか?

 

人間の体には恒常性という機能があります。
運動をした後は汗をかきます。上がった体温を下げる為です。
寒い所に出た時に体が震えます。体温を上げる為です。
心も同じ働きをすると心理学者は言っています。
やる気を10あげれば、その後は、やる気はゼロを通り越してー10までさがります。
やる気も上げた分だけ下がるのです。これが波の正体です。

 

スポーツの世界でここ一番に強いと言われる人も
ここ一番の後は別人になったりしますね。(清●選手や田●選手)
しかし、波なく結果を出し続けている人も世の中にいます。
イチローはその典型だと思います。

 

イチローは365日、試合はなくても野球のことをしています。
小学校の時からそれは続いています。
結果を出し続ける人は、長い時間をかけて徐々に上がり続けます。
登山と同じように徐々にあがっているので体(心)がその状態を
受け入れてしまうのでモチベーションは下がろうとはしなくなります。

 

SS業界でも結果を出し続けているSSに共通することは
準備の早さつまり準備の長さです

 

12月の商戦の為にお盆過ぎから動いているSSもあります。
9月10月11月を飛ばして12月だけの準備をすことは不可能ですので、
結果としてお盆過ぎから9月⇒12月の準備をしていることになります。
12月が終われば3月の為に、
3月が終わればGWの準備を
GW が終わればお盆の準備をという流れで
大きな山に向けて裾野の長い準備活動をすることで、
一年を通して高いやる気が保たれています。

 

自分のやる気をコントロールしたいと思う所長さんは
3ヶ月先を見据えた行動計画書をつくってみましょう!
それを実行することやる気は高いところをキープし続けます。
さらに凄い事がおきます。
3ヶ月目はやる気は高いのに、
時間がゆったりと流れるそんな日が送れるようになります。

第6回【自分づくり】SSマンが凍りついてしまう「質問」

研修を受けてくれているSS所長さん達が一瞬にして凍りつく
質問にこれまで何度もチャレンジしてみました。


その質問とは?


「あなたは将来どうなりたいのですか?(ビジョンは何ですか?)」


この一言は100発100中で場が凍ってしまいます。
そして「お前、そこに踏み込むか!」っという眼差しが痛い。


私に課されたミッションは、瞬間的な収益の改善ではなく、
改善し続ける状態をつくること。
頑張り続けられる理由を持ってもらうことが大切と思い
踏み込むことを繰り返しましたが、
ことごとく失敗!


実は
そんなことを言っている私自身が、
自分のビジョンを描くことに苦しんでいました。
見えなかったんです。
ですから、とってつけたようなことを
自分のビジョンとして誤魔化してしました。


明確なビジョンは持っていませんでしたが、
自分で言うのもなんですが、
これまでの人生、結構、本気でやってきた方だと思います。


ビジョンがないのになぜ頑張れたのか?


ビジョンはありませんでしたが
「大事にしたいコト(価値観)」は持っていました。
(30代までの価値観はかなり屈折していましたが)

ある師との出会いで、
本当に「大事にしたいコト(価値観)」がみつかり、
それが生きる軸となって現在があります。


成功者の本を読むと、必ず「成功の為にはビジョン」と書いてあります。
しかし、日本の成功者は、「大事にしたいモノ(価値観)」を磨き、
成功した人が圧倒的に多いと思います。


私はコーチングという仕事もしています。
コーチングとは、相手の目標を引き出し、
行動を具体化していく手伝いをするのですが、
そのコーチング仲間に聞いても
近いビジョンは持っていても
先のビジョンを持っている人は少ないといいます。


SS所長が自分のビジョンが考えられないのは、
普通のことなんです。
ですから、無理やりビジョンを考える必要なんてありません。


自分が本気になる為に、
諦めない理由として、
「大事にしたいコト(価値観)」は明確にした方がいい
思います。


自分の「大事にしたいコト(価値観)」を見つける方法として、
私が研修を受けている方にサポートしてのは、
@自分の理想とする人の考え方、行動を参考に
 自分の大切していきたいことを導きだしてもらう方法
A過去の失敗経験、辛かった体験を裏側から見て、みつけてもらう
 方法をとっています.

 

自分の価値観にあった行動をとれば
価値観は満たされます。
それがやる気の素になります。
価値観は満たすこと、そうなっていることが栄養です。


「大事にしたいコト(価値観)」タイプの人は
無理せず自分のできる範囲で一歩づつ進めていく、
ウサギとカメのカメのような歩みかもしれませんが、
確実です!

第5回【油外販売】法則(なぜ)を教えてあげれば楽な気持ちでやれる

「洗車をした車の点検を徹底することもできないなんです」
経営者や所長からよく聞かされる嘆きの声のひとつです。


洗車⇒点検をどんな風にスタッフに話しているのかを尋ねると・・・

 

「お客さんは車を預けてくれているから点検もOKしてもらい易いから」、と。


さて、この説明でスタッフの気持ちは動くでしょうか?


スタッフの気持ちを想像してみますと・・・
・点検していると忙しくなるだけだし
・点検しても買ってくれるわけでもないし
・点検のOKをもらうのも嫌だけど、その後の報告で断られるのがもっと嫌


スタッフは「ただ負担を強いられただけのこと」
としか感じていないのでは?
あまり油外は売っていないけれど、
油外が売れるんなら売りたいと思っているスタッフは多いはずです。
そんな彼らに「売れる可能性が高いんだよ、なぜなら・・・」
という話をしてあげれば、
“自分でも売れるかも?”というイメージができて
自発的な行動が期待できるのではないでしょうか?


洗車⇒点検をすることが
油外販売につながる勝利の法則であることを
説明してみると、次のようになります。

 

『お客様には油外を買う時のパターンがあります』
『そのひとつが、洗車や作業待ちの時の点検報告です』
『DWより洗車待ちのお客様の方が油外を買ってくれやすいですね』
『それは一貫性の法則という人の心理に基づいていることなんです』
『人には言葉や態度を一貫して通したいという欲求があります。
 つまり、一度、何かの提案でOKすると次の提案に対してもOKしてしまう
 習性があるというのが一貫性の法則です。』
『洗車⇒点検の場合ですと、
 洗車の購入が最初のOK、ここでOKを出しているので
 この後の点検提案、不具合の交換提案にもOKを出しやすいのです』

 

「やって当たり前!」や「販売スキルを身につけよう!」
では自分には無理な話と考えてしまいますが、
「買ってもらいやすいパターンをやってみよう!」
なら、スタッフも楽な気持ちで取りかかれると思います。

第4回【スタッフ育成】問題行動はストローク不測が原因

人はお腹が満たされている時は、満足感を感じますが、
お腹が減ってくると自分で何もできない赤ん坊は泣きわめきます。
お腹がすいた状態が長く続くと餓死しちゃいます。


人の心も同じと言われています。
人の心にも胃袋があり、その胃袋に入れているものは『認め』です。
『認め』が胃袋にいっぱい詰まっている時は、人のやる気は非常に高く、
胃袋の中の『認め』が少なくなっている時は、やる気が下がっています。


心理学では、人のモチベーションを上げる為に
相手の心に働きかけることをストロークと言います。
心の胃袋のことをストロークバンクといいます。


このストロークには2種類あり、
褒める、認める、労うなどはプラスのストローク
しかる、注意する、怒るなどはマイナスのストロークです。


ストロークバンク(胃袋)のストック(認め)が少なくなってきた人は、
やる気はさがり、そしてただやる気がさがるだけでなく、
ストロークをもらうために問題行動を起こす人もいます。
ストローク欠乏症の人は、マイナスストロークでもいいので、
お腹を満たそうとします。


その行動となってあらわれるのが、
「遅刻を繰り返す」
「決めたことをやらない」
「同じミスを繰り返す」


問題行動を起してる人は、
本人に「明日は遅刻してやろう」という気持ちはないんですが、
潜在意識がストロークを欲しがり、
「ダメな奴と思われるのがお前なんだから」と自分に言い聞かせています。
結果、気持ちを切り替えることなく布団の誘惑に負けて遅刻を繰り返します。
潜在意識はマイナスのストロークで一番嫌なことを回避できたので満足しています。


なぜ、マイナスのストロークをもらいたがるのか?

それは、マイナスストロークより嫌なものが存在しているからです。
嫌なのもの・・・『無視』『相手にされない』『関心を持たれない』


無視、無関心は心の世界では極刑に値しています。
極刑にされるくらいならマイナスストロークの方がまだいいのです。
簡単に言うと、「叱られてもいいので、構ってほしいのです」


問題行動は心の悲鳴です。
でも、問題行動を起こしている人に「認め」をするのは難しい。
かといって、マイナスストロークをいれても、ネガティブ人間に
なっていくだけ!

その時こそ・・・「受け留め」をするんです。

「今日も遅刻か!」
「タイヤ見積今日もゼロだったの!」
「また、間違ったのか!」
これが受け留めです。
この先の言葉は必要ありません。
言わなくても相手はわかっていますよね!
この先を続けるとマイナスストロークになります。
留めた方が相手に気持ちは通じるものです。


「受け留め」は行動は認めたわけではありませんが、
存在を認めるプラスのストロークです。


プラスのストロークで胃袋を満たしてあげると
行動は変わってきます。


問題行動のそもそもの原因は
ストローク不足なんです!
自分に矢印が向きましたから解決できると思います。

第3回【スタッフ育成】「当たり前」では「認め」はできない

第2回の続きになります。


褒めるより、受け留め、認めを!の
「認め」について話をすすめさせていただきます。

 

認めは理解しやすいと思います。
奥さんが美容院で髪を切ってきた時に
「綺麗だね!」というのは・・・「褒める」ですね
「髪切っったんだ!」というのは・・・「認め」です

(やはり褒めるは操作性がありますね!)

 

「認め」は、
見たままや起きたことを
そのまま相手にフィードバックすればいいことなので
難しいことではないように思えるのですが
できる人は少ないように思います。
何故でしょうか?

 

相手の変化に気づく意志が働いていないから!
変化が起きていても、多少の変化は変化として認めようとしないから!

 

物事を当たり前と思っていると、
人を“認める”ことはできません。

・アルバイト代払っているんだから、チラシ配るのは当たり前!
・教えたんだから、できるのは当たり前!
・個人目標決めてんだから、達成して当たり前!

 

当たり前でやってくれる人は、
皆さんの困ったちゃんリストには入っていないと思います。


リスト入っている人たちは、
「俺には無理」「どうせ俺なんか」「俺には関係ないこと」と
心の中で言っていませんか?
そんな人たちに当たり前を振りかざして何の意味もありません。

人気学習塾の経営者が
『勉強しない子に勉強を継続させる唯一の方法は、
 点数が1点伸びたことを共に喜び認めてあげること』だと。

1%、1ミリの変化が起きた時、
周りにいる人たちの反応(認め)がその子のその後の行動を
変えていくそうです。(
行動分析学でABC理論といいます)

 

・チラシを100枚配る予定なのに、30枚しか配らなかったアルバイト!
 配らなかった70枚に焦点をあてるより、
 配った30枚に焦点をあてるのが「認め」
・1人5台づつ売る予定だったのに、1人だけ結果ゼロ!
 その人の結果に焦点をあてずに、
 行動していたことに焦点をあてるのが「認め」
・やろうと思っていたんですが、忙しくて全然できませんした!
 出来なかったことに焦点をあてるのではなく、
 やろうと思っていたことに焦点をあてるのが「認め」

 

SSのスタッフは、やる気がない人はあまりいないと思います
サボっている人もあまりみかけたことはありません
「出来ない」と思いながら、やっている人は大勢います
「出来ない」と思っていることが成果を遠ざけています
「出来ない」という思いこみを書き直してあげれる人が、
その人を導いてあげられるリーダーです。
「当たり前」で終わらせる人がサボっているリーダー
なのではないでしょうか!

第2回【スタッフ育成】褒めれない理由

「わざとらしいから!」
これが褒めれない人の一番の理由ではないでしょうか?

何故、「わざとらしい」と感じるのでしょう?

褒めなければいけない時には、目的が存在しています
「こいつを動かさなくてはならない!」という目的です
つまり、相手を操作したい意識が働いています
操作しようとしているわけですから、
「わざとらしく」なるのは致しかないことです。

操作しよう思わなければいいわけです。
自分の為に相手を変えようと思わないことです。

本当にスタッフを動かしたいのでしょうか?
スタッフを動かしたいのではなく、
成長させたいと思っているのなら
褒めるという行動の選択は適切ではありません。

褒めるという行為は、あなた自身の基準を超える
というハードルが存在しています。
そのハードルを越えられる力を
スタッフは持ちあわせているでしょうか?

スタッフの成長の為に必要なことは、
数多く愛情を注ぐことです。
愛情とは、受け留めと認め!
スタッフの現状を受け留めてあげる
1ミリの進化を認めてあげる。

人を成長させることはできません
人は自分で成長するだけです。
人の成長を手助けすることはできます。
自分に矢印を向けれる人だけが
人を成長を手助けできる人です。

第1回【スタッフ育成】思いが伝わらない部下 2011/1/2

「声かけだけすればいいってもんじゃないんだよぁ!」
「車を洗車機にいれてから、その作業をやってくれよっ!」
「見積を渡したあとの一言が次に繋がるのにぃ!」
ミーティングで散々話して、
わかってくれたと思ったのに、
自分の思いとは違った行動をするスタッフは
多いのではないでしょうか。

でも、スタッフなりに頑張っているので、
注意することが、水を差すことになってのでは。
しかし、
自分のイメージとは違うからストレスは溜まっていくばかり。

(自分の思いを)理解してくれたいたと思ったのに、なぜ?

“仕事は理想と現実のギャップを埋めること”
このギャップに応じて行動内容が決まってきます。

ギャップの捉え方に差があると、
行動内容に違いがでるのは当然。
現実に対する認識には差はありまりない
と、なるとギャップの差は、理想の違い。
マネジャーとスタッフ、見ているところの違うわけです。

伝わらないのは
理解してくれないスタッフに問題であるのではなく
自分が理想を伝えきれていないことが問題。

先日、夢を語る世界大会に参加しました。
本気の人の話ってすごいです。
話し始めて数秒で、聞いている方が涙してしまいます。
(話の内容がまだ何も伝わっていないのに)
言葉に魂が宿っているんです。
プレゼンターは、主婦やOLや職人さん会社経営者。
普通の人です。しゃべりのプロではありません。
プレゼンターは、その世界大会にたどりつくまでに
どれだけ人前で自分の夢を語ってきたかがうかがえます。

何度も自分の想いを話すことは、
何度も相手に聞かせて解らせることではなく、
何度も話すことで自分自身の本気度を高めること
人に思いを伝えたいなら、言葉に魂が宿るくらい、想いを語りましょう。
本気度って想いを語った回数ではないでしょうか。

本気の人には人は何かをしてあげたくなります。
スタッフに限らずいろんなひとに想いを語っていきましょう。