第4回【スタッフ育成】問題行動はストローク不測が原因

人はお腹が満たされている時は、満足感を感じますが、
お腹が減ってくると自分で何もできない赤ん坊は泣きわめきます。
お腹がすいた状態が長く続くと餓死しちゃいます。


人の心も同じと言われています。
人の心にも胃袋があり、その胃袋に入れているものは『認め』です。
『認め』が胃袋にいっぱい詰まっている時は、人のやる気は非常に高く、
胃袋の中の『認め』が少なくなっている時は、やる気が下がっています。


心理学では、人のモチベーションを上げる為に
相手の心に働きかけることをストロークと言います。
心の胃袋のことをストロークバンクといいます。


このストロークには2種類あり、
褒める、認める、労うなどはプラスのストローク
しかる、注意する、怒るなどはマイナスのストロークです。


ストロークバンク(胃袋)のストック(認め)が少なくなってきた人は、
やる気はさがり、そしてただやる気がさがるだけでなく、
ストロークをもらうために問題行動を起こす人もいます。
ストローク欠乏症の人は、マイナスストロークでもいいので、
お腹を満たそうとします。


その行動となってあらわれるのが、
「遅刻を繰り返す」
「決めたことをやらない」
「同じミスを繰り返す」


問題行動を起してる人は、
本人に「明日は遅刻してやろう」という気持ちはないんですが、
潜在意識がストロークを欲しがり、
「ダメな奴と思われるのがお前なんだから」と自分に言い聞かせています。
結果、気持ちを切り替えることなく布団の誘惑に負けて遅刻を繰り返します。
潜在意識はマイナスのストロークで一番嫌なことを回避できたので満足しています。


なぜ、マイナスのストロークをもらいたがるのか?

それは、マイナスストロークより嫌なものが存在しているからです。
嫌なのもの・・・『無視』『相手にされない』『関心を持たれない』


無視、無関心は心の世界では極刑に値しています。
極刑にされるくらいならマイナスストロークの方がまだいいのです。
簡単に言うと、「叱られてもいいので、構ってほしいのです」


問題行動は心の悲鳴です。
でも、問題行動を起こしている人に「認め」をするのは難しい。
かといって、マイナスストロークをいれても、ネガティブ人間に
なっていくだけ!

その時こそ・・・「受け留め」をするんです。

「今日も遅刻か!」
「タイヤ見積今日もゼロだったの!」
「また、間違ったのか!」
これが受け留めです。
この先の言葉は必要ありません。
言わなくても相手はわかっていますよね!
この先を続けるとマイナスストロークになります。
留めた方が相手に気持ちは通じるものです。


「受け留め」は行動は認めたわけではありませんが、
存在を認めるプラスのストロークです。


プラスのストロークで胃袋を満たしてあげると
行動は変わってきます。


問題行動のそもそもの原因は
ストローク不足なんです!
自分に矢印が向きましたから解決できると思います。