神垣和典社長/株式会社神垣石油(広島)

楽しいから“楽”に生きられる!
人生0敗の社長!

 

今回は業界ではかなりの有名人です
SS業界最大アクセスサイト「ステーション31」
の運営をされている
株式会社神垣石油の神垣和典社長です。


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http://st31.com/bbs/index.php


【凄い実績】


ガソリン販売量270キロ
油外粗利 350〜400万円(12月は通常月の倍)

神垣社長のSS経営に対する想いは、
快洗隊の谷社長との対談に詳しく書かれています。
http://www.keepercoating.jp/corp/keepretimes/vol31/taidan/index.html


【繁盛の秘訣は“読む”】

 

今回の繁盛店の秘訣は、
社長自身が人生を楽しめる生き方をしている。

・人に対しては相手目線で相手の気持ちを読み(汲み取り)
・時代に対しては考えることで将来得られる結論を読む
この“読む”ということがご本人にとって楽しい!
そんな風に感じたインタビューでした。


【お客さんが“社長の家族だ!”と勘違いしてしまう社員です】


これだけ支持してくれるお客さんは
神垣石油をどのように思っているのだろうか?
(まずは、そこから聞きたかった)

 

神垣社長はお客さんから
このように言われることがよくあるそうです。
「こないだお宅の息子さんにしてもらった・・・」
「お宅の奥さんが・・・・」

神垣社長の奥さんも息子さんも
神垣石油では働いていません。
お客さんには社長の“息子”“奥さん”と
映ってしまうくらいの働きぶりが、
神垣石油のスタッフにはあります。

 

「ただ働いているだけか、
 “自分の店”と思って働いているか
 それはその人の顔に出てくるもんです!」

“自分の店”だと思って働く!
経営者が思う社員への期待の最上級。

 

“お客様に対してこうありたい”という言葉は
神垣社長の口からはでてきませんでしたが、
“自分の店と思って働く”は全てを包括している
言葉ですね。

 

“自分の店”だとスタッフが思えるまで、
神垣社長がスタッフにしてきたことは?

 

「社員が楽しく仕事できるようにすること!」

「収入もそのひとつでしょう。
 それ以上に大事なことは、
 社員が仕事を“任されている”
 という気持ちになれることです。」

神垣社長は今年6月1日、
今年度の方針として、
現場のことは利益の分配も含めて、
社員に任せることを宣言されています。

 

本気でないと楽しめないと常々言われている
神垣社長らしい究極の仕事の楽しみ方を
社員にも提供されています。

これは一つの「暖簾分け」。
「暖簾分けをしようという気持ちになったのは、
 衣食足りて礼節を知り、
 自分のことは2番目でいいという気持ちになったから。」

つまり、
儲かっているからできる、
究極のモチベーションなんです!

 

「仕事の思想(田坂広志著)」という本の中で
仕事の報酬を段階的に説明しています。
 仕事報酬は給料
 仕事の報酬は能力
 仕事の報酬は仕事
 仕事の報酬は成長

 

まずは生きる為の給料。
そして、スキルやノウハウが身について能力が磨かれ面白くなる。
能力を磨いていくとその向こうに見えるのが『仕事の報酬は仕事』
この段階でやりたい仕事とやりがいのある仕事が一つになってくる。
その先にあるのが『仕事の報酬は成長』

 

私も勤め人に経験は長かったですから・・・
仕事の報酬として仕事を常に求めていたと思います!

 

能力がアップした社員のエネルギーの持って行き場所は
中小企業では難しいものがあると思いますが、
働く人の気持ちと能力を読み切った神垣社長の判断が
「現場は全て任せる!」ですから、
言われた方は真剣勝負になりますね。

 


【高校野球の監督みたいなもんです!】

 

神垣社長の社員教育についてもう少し深く話していただきました。

「若かったころは、
 一緒に汗をかいて教え、
 年をとってからは、
 相手の特性を見て能力を引き出しています。
 鍛えるから育むとようになってきましたね。
 甲子園の名監督なんかも皆そうでしょう!」

 

「まずは“これやってみるか”とチャンスを与える
 チャンスだけではよう動かないから、
 “安心してやり、見ててやるから”でふみだせる。
 ちょっと自信がついたところで、
 自分で考えさせて、結果をださせる、このプロセスが
 本当の自信になる。」
 名伯楽のお言葉です!

 


【人生0敗、失敗せん男】


神垣社長のインタビューは、これまでの社長さんと
大きく違う点があります。

 

成功者の話を聞くと、「谷」の経験が
奇跡の物語の出発点とというケースが多いですが、
神垣社長の話には「谷」がありません。

 

「人生ずっと、高原状態が続いています!
 昔、姓名判断でもそうなるといわれましたよ!
 高校時代は“失敗せん男”だと
 友達から言われていました。」

谷がない人生である所以を3つの言葉でまとめてくれました。
・謙虚に生きる
・足るを知る
・無理をしない
「石橋の上に鉄板をひいて渡っていますから」

あえて、失敗話をしてもらうと、

 

ある宴会の幹事をした時に、
“思った程”受けなかったこと
それが唯一の失敗。

 

神垣社長がただの石橋男ではないことを
この“思った程”という言葉が物語っています。

 

“思った程”⇒イメージ⇒将来の結論

 

神垣社長、「石橋を・・・」と言っていますが、
かなりのチャレンジーでもあります。


昔のチャレンジャー話を一つ。

中学時代は地元では有名なテニスプレイヤー。
中3の時、メキシコオリンピックを見て
これからサッカーの時代が来ると時代の先を読む。

 

そして、サーカー部のない高校に進学。
その高校で生徒会、職員会を納得させサッカー部を
つくってしまう行動力を発揮。

 

思い付きで動くのではなく、
種を見つけて
市場を見て
イメージを鮮明に描き
確実なステップを踏んで
ゴールに到達させています。

 


仕事での先を読んだ、失敗せん話。

今運営しているSSは2店舗目
長年運営していた1店舗目は
昨年クローズ
今のSSは数年前に銀行の紹介で購入。

 

今のSSと前のSSは僅か700mの距離
そんな近くのSSを購入したわけは
ガソリン需要が下がるのが見えていたから
1店舗目をクローズして2店舗目に集約しようと。
しかし2店舗目購入のGOサインはあることを見極めてから。

 

そのあることとは、
1店目と2店目の間にあったSSのクローズ、さらに解体
を確認してから購入を決定するという石橋ぶり。

 

この2店舗目の買い方も上手
銀行経由の物件なので、
上モノ(まだ新しいが)はただ同然
土地は半値
「石油村から買えば絶対につかない値段で買えた」

 

先を読んだ行動の結果、
1店舗目で120キロだったガソリンVOLは、
1店舗目+2店舗目+間の店の撤退で270キロに!
お見事!

 

このように色んなことが
神垣社長が思い描いたように事が運んでいます。
ST31、検定サービス、情報サービスも全て
先を読んだ上での行動の結果。

 

神垣さんの話を聞いていると
以前勤めていたワタミの渡邊美樹さんが
会議でよく言っていたことを思い出します。
「夢は2度実現する!」と。
イメージした時に1回と達成した時にもう1回。

 

勘や思い付きでは物事をすすめず、
しっかりとイメージを鮮明にしているから
結果として石橋行動になる。
でも“石橋”の下にはチャレンジという川が流れている。
“石橋”の概念を変えてくれる話を聞けました。


神垣社長がこんなチャレンジができるのも
お金で苦労する状態でないからだと断言されます。

 

28歳の時、借金を完済されてからお金の苦労はなし。

 

「他人に頼らず
 自分のことは自分で守る!
  という精神でやってきました。
 石油村の社長ぽくないのは、
 その感覚が異業種の一般経営感覚
 だからですよ。」

最後は自己依存が大事!と
締めくくってくれました。


神垣社長は、
楽しいことをしているからから
生きることが楽!

 

我々凡人は、
楽を選んでそれを楽しいと勘違いし、
実は苦しい人生を歩んでいる。

人生を楽しむ達人から
楽しい時間と教えを戴けました。
感謝!