森政之マネジャー/金澤石油株式会社 誉田SS(千葉)

●金澤石油/誉田SS
 千葉市緑区
 ガソリンVOL120KL
 油外450万円

●森政之マネジャー
 千葉市生まれ、37歳
 大学大学中に誉田SSでアルバイト(オープンメンバー)
 卒業と同時に金澤石油に就職
 26歳の時に誉田SSのマネジャーに就く

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森さんとは3年ぶりの再会でした。
その当時から優秀なマネジャーでしたが、
さらにパワーアップしていました。
実績面でも進化しており、
油外はなんと170%も伸ばしています。


誉田SSが高収益をあげているわけは
SSに着いた瞬間に感じることができました。

「ディズニーランドのスタッフか!」と思うぐらい
どのスタッフもニコニコでキラキラです。
こんなスタッフに接客されたら
なんだって買ってしまうでしょうね。

 

今回、森政之さんを通して見ていただきたい
繁盛力のポイントは・・・・・
・スタッフに重要感を感じさせられる認め力
・損得抜きで人に尽くそうとするお役立ちの精神
・森さんを進化の裏にある金澤社長のエンパワメント

 

【スタッフに重要感を感じさせられる認め力】

自分の存在が認められている
自分は社会の役にたっているんだと自己認識できている
これを自己重要感といいます。

自己重要感がある時
人は積極的で自信のある行動をとります。

自己重要感がない時
自分はダメな人間、
どうせやってもできない、
と気力のない行動をとってしまいます。

スタッフに自己重要感を持たせるには、
「認める」という上司の行動に尽きると思います。
認めは、褒める以上に相手のモチベーションを
高めることができます。


誉田SSには、そんな認めがたくさんありました。
そのいくつかを紹介しますと

認め@
金澤石油のHPにはスタッフの紹介ページがあります。
そこには、スタッフ一人ひとりの写真が貼られ、
自分のコメントが書かれています。
アルバイトを含めてスタッフ一人ひとりが
紹介されているHPはあまり目にしません。。
世の中に自分の存在を紹介されるのって嬉しいですね。


認めA
私がSSに着くと、
森さんとサブマネの金澤さんが、
スタッフ一人ひとりに私を紹介してくれました。
その時間帯はほとんどが高校生だったんですが、
その高校生達が、
ニコニコ笑顔でフルネームで
自己紹介をしてくれます。
「平田です!よろしくお願いします」と
言っているおじさんが挨拶負けしてしまいましたね。
(高校生から自己紹介受けたのは初めてかもしれません)
森さん、金澤さん、私にスタッフを紹介してくれたというより、
スタッフに私を紹介することが目的だったようです。


認めB
私の取材中、ひっきりなしにスタッフが
森の指示を求めにきました。
森さんは丁寧にスタッフの話を聞き
簡潔に指示をだしていました。
森さん、どんな時でも時間を惜しまず
スタッフの話をしっかり聞いているんでしょうね。

 

認めC
帰り際のスタッフに軽く質問してみました。
どのスタッフも口ごもらずに、
自分の思ったことを率直に言ってくれます。
年代を問わず自分の考えを率直に言える人は少ないもんです。
普段から彼らの意見、発言が尊重されていることがうかがい知れます。

 

【損得抜きで人に尽くそうとするお役立ちの精神】

森さんが仕事で大事にしていることは?
(森さん) 「人に尽くすこと!誠意です!」

“ナビ付きで10万円で軽自動車を探して!”
という無理難題を言われることもあるそうですが、
NOと言う前に
とにかく手を尽くしてみるのが森さんの信条。


「そういう難しい要望に応えてことができると、
お客さんの喜びも大きいし、自分自身の喜びも大きい。」


そんな森さんに対するお客さんから大きな報いが返っています。
誉田SSの車販売実績は月に15〜20台。
そのうち、3〜4割は紹介のお客さんだそうです

 

私が前に勤めていた外食産業では、
新規を増やす最大のチャネルは口コミ・紹介でした。


SS業界ではあまり重要視されていませんが、
紹介したいと思うだけのものがないと人は動いてくれません。
森さんに仕事を頼んだ人はその誠実さに惹かれファンになって
お客さんを連れてきてくれています。


【森さんを進化の裏にある金澤社長のエンパワメント】

森さんは大学卒業の時、
他に就職先が決まっていたそうです。
卒業前に伊藤忠エネクスのドラコン(全国大会)
に出場し、参加している人たちの頑張りをみた時に、
この業界も面白いかもと心がゆらいだそうです。

 

将来は独立したいという気持ちもっていた。
SSで店長をすれば、
財務、販売、管理、教育と独立に
必要なことは学べるとは思っていた。


そんな時、金澤社長と話しをして
「君なら経営者になれるよ!」
とお墨付きをいただいたので、
金澤石油に就職!


そして、4年目で念願のマネジャー。

 

マネジャーになってからは、
何か決断が必要な時、
社長からの言葉は、いつも
「森の好きなようにすればいい!」
この言葉が森さんを常に駆り立てるそうです。


「本当にこんなありがい環境で仕事させていたでける
ことに感謝しています。今は、独立のことは考えて
いませんが、自分で経営しているのと変わらない状態
で仕事させていただいています。」

金澤社長のエンパワメント(権限委譲)が
森さんの成長の糧になっています。

 

120KLで油外450万円
この先、誉田SSはどうなるかを森さんに尋ると

「油外はまだまだ伸ばせると思います。
社長からは

“もっとお客さんに対して機微になれ!”
と言われています。
まだまだ改善できる点はありますから」

誉田SSを取材してみて、
感じたキーワードは『絆』

金澤社長と森さんの絆
森さんと金澤サブマネジャーとの絆
金澤サブマネジャーとスタッフの絆
お客さんとスタッフとの絆

この絆を通して、
“機微であれ”“誠実であれ”という
理念、信念が流れて、
一人ができる以上の仕事ができた結果が
キラリと光るSSをつくっているんだと思います。